春は体調不良に注意!
皆様こんにちは。西宮市、夙川グリーンプレイス、藤本整形外科循環器内科クリニック、理学療法士の泉本です。
今週の初めから気温の高い日が続いています。ついこの前まで寒かったのに気温の変化に身体がついていかないと思う方は多いのではないでしょうか?
春は1年の中で寒暖差、気温の変化が大きい季節です。それに対応する為に身体は自律神経系(身体の内部環境を維持するシステムの1つ)のうちの交感神経の働きが優位な状態(緊張が高い状態、興奮している状態)が続きやすくなります。この状態が続くと当然疲れやすくなり、疲れが溜まると免疫力の低下、胃腸など消化器の働きの低下、肩や腰が痛くなる、寝付きが悪くなる等の症状が現れやすくなります。
さらに春は新年度となり環境や生活が変化する方もいるのではないでしょうか。緊張する場面、状況が多くなるとストレスから自律神経系が乱れやすくなります。
ストレスを貯めない為にはできるだけ決まった時間に起床し、起きた後は朝日を浴びるようにする、余裕を持って準備・行動をする、朝食を食べる(欠食をしない)こと等が有効な手段になります。また十分な睡眠をとることも大事です。目元や首元を温める、音楽を聴く、ゆっくり入浴する等、交感神経とは相反する副交感神経が優位な状態にすることが大切です。自分に合ったリラックス方法を取り入れていきましょう。ストレスを溜めないように適度な外出、ストレッチやウォーキングなど身体を動かすことも気分転換にもなります。
暖かくなると屋外へ出る頻度も増えるかと思いますが季節の変わり目による寒暖差の影響は避けられません。外出時には体温調節をしやすい服装を心がけ春を楽しみましょう。
今回は詳しく説明できませんでしたが自律神経系、交感神経、副交感神経の説明も次回以降で触れていきたいと思います。またよろしくお願い致します。