脇汗対策 当院でもラピフォートワイプ、エアロックゲルが保険診療で処方できます。

 皆様こんにちは。西宮市、夙川グリーンプレイス、藤本整形外科循環器内科クリニック、循環器内科の医師藤本(前田)です。

 朝晩少し涼しくなり、虫の声も聴け秋の気配を感じるようになりましたが、日中はまだまだ汗ばむ陽気が続いております。さて、5月から日本国内解禁となったラピフォートワイプ、当院での原発性腋下多汗症(脇の汗)を処方させていただいております。汗がとまるキレがよいと好評をいただいております。 

 ラピフォートワイプの作用、特徴を下記まとめております。

  • ラピフォートワイプの有効成分は、汗腺のムスカリンM3受容体へのアセチルコリンの結合を阻害することで、発汗を抑制します。
  • 1回使い捨てのワイプ製剤で、簡便かつ衛生的に使用することができます。
  • 1日1回、一包に封入されている不織布1枚を用いて薬液を左右の両わきに1回ずつ塗布することで原発性腋窩多汗症に対して効果を示します。
  • 塗布後、20~30秒で薬液が乾燥することが期待できます。
  • 原発性腋窩多汗症患者を対象とした臨床試験において、ベースラインと比較して平均発汗重量が50%以上改善した患者の割合は、2週目に92.9%に達し、28週で82.6%、52週で85.3%であり、即効性と毎日使用により効果の持続性が期待できると報告されています。
  • 適応年齢は9歳以上の原発性腋窩多汗症の患者さんに使用いただけます。

まだまだ日中は暑い日が続きます。原発性腋窩多汗症、脇汗でお悩みの方がおられましたら気軽にご相談くださいませ。